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おしりの悩み
イボ痔を輪ゴムで治療する?!
肛門疾患の代表選手はイボ痔(内痔核、外痔核)、切れ痔(裂肛)、あな痔(痔瘻)などです。
排便のときにイボがグニュッと出てきてこれを指で押し込んだり、排便のあとにジーンとした痛みが続いたり、トイレットペーパーに血液が付いたりしていませんか?
歩行中や就寝中に肛門の奥に痛みを感じたりしていませんか?
早く手を打てば軽微な治療で済むことも多いですよ。
症状の裏側に直腸がんなどが潜んでいることもありますので、ひとりで悩んでないで早く相談に来てください。
当院では周囲を気にせず診察を受けていただけるように診察台の位置やその周囲の隔壁などにも配慮してあります。
また、基本的には男性の肛門診察の際には女性看護師は付き添いません。
特に内痔核の治療に関しては「吸引式輪ゴム結紮術」という方法を基本としています。
これは内痔核専用の小さな輪ゴム(家にある輪ゴムとは違います。)をかける治療をおよそ月に1度行うものです。
麻酔も必要ありませんし、手術室にも行かずに診察室で数分で終わります。
何回かけるかは内痔核の程度によって異なります。
1~2回で済むこともありますし、10回以上かけることもあります。
しかし、何と言っても1回の治療は数分ですので、ぜひお気軽にご相談ください。
手術が必要な疾患に関しても、
麻酔の方法などを工夫して負担が少ない治療を受けていただけるよう努めております。