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鼻からの胃カメラ
経鼻内視鏡検査とは
先端に小さなカメラを内蔵した直径5.9mmの内視鏡を使用して食道~胃~十二指腸の途中まで観察します。
鼻には十分に麻酔をしますので痛みはほとんどありませんし、口からの胃カメラよりも「オエッ」という反射が少ないので、眠くなる薬などはほとんど必要ありません。検査をしながら普通に話ができます。
もちろん口からの胃カメラもできます。
経鼻内視鏡検査のメリット
1.負担が少ない
管が細く、鼻からの挿入なので、挿入時に吐き気や息苦しさが少ない。
心拍数・血圧の変動が少ない。
2.検査中に会話ができる
口がふさがれることがないので、検査中に会話も可能です。
3.すぐに日常生活に戻れる
通常、車の運転・仕事・家事などがすぐにできるようになります。
30~60分後には飲食も可能です。
検査前の注意点
検査の前日
- 夕食は午後9時頃までに済ませてください。
- アルコールは控えめに。
- 早めに就寝しましょう。
検査当日の朝
- 朝食は摂らないでください。
- 歯磨き、少量の飲み水は結構です。
- ガードルやコルセットをつけている場合、検査前に外しておきましょう。
検査当日の流れ
受付 ・ 問診 |
■予約時間の10分前には当院に着くようにし、受付を済ませます。 ■検査するにあたり、事前に以下のようなことをおたずねします。
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前処置 |
1.消泡剤を飲みます。 胃の中をきれいにします。 2.鼻腔に血管収縮薬をスプレーします。 鼻の粘膜の腫れや充血を取り、鼻腔を広げ内視鏡の通りがよくなります。 3.鼻腔に麻酔を行います。 局所麻酔なので眠くなりません。 4.麻酔薬を塗った細くて軟らかいチューブを鼻から挿入します。 鼻の痛みを和らげ、内視鏡の通りをスムーズにします。 |
内視鏡挿入 |
5.鼻から内視鏡を挿入し、十分に観察します。 検査は5~10分程度です。 |
検査後 |
6.検査結果や治療についての話を聞きます。 すぐに帰宅できます。 |
注意事項
- 分からないことがありましたら、遠慮なくおたずねください。
- 帰宅後、痛みが強かったり、黒い便が出たりしたら、連絡するか、ご来院ください。
- 次回来院の指示がありましたら、必ずご来院ください。